経緯
新型コロナの影響を受け未だ安心した生活を送れていない方々が多く、特に社会的弱者の最たる世帯は
母子世帯と聞いている。母親たちは生活苦と不安でストレスも限界を超え、その子ども達にも影響が出ているのも現実だと、生活支援を行っているNPO団体から情報は来ている。
また、SDGsを掲げる企業からは、活動内容などの相談も、山梨県ボランティア・NPOセンターに頻繁に来ているのも事実である。
この要素を鑑みて、今回の企画が始まった。
ストレス解消の一つとして広い場所へ行くと良いと聞き、山梨には無い海を見ながら昼食を食べる構想が出た。
SDGsの14番『海の豊かさを守ろう』がある、海の清掃をしながら、ストレスを解消出来ればとの思いで、富士川の河口清掃の実施状況を調べ、蒲原地区の『吹上の浜』クリーン作戦にたどり着いた。
親交がある静岡県ボランティア協会に連絡をし主催団体の蒲原地区まちづくり推進委員会と繋がることが出来た。一般企業も協力の名乗りを上げて頂き、3月発案、5月実施という計画になった。
目的
1, 母子世帯のストレス解消 海を見たことのない子どもに海を見せる
2, 環境問題の現実を知る 富士川から河口へて海に対する影響を確認する。
3, 大学生スタッフが中心になり、子ども達と一緒に行動する。ボランティアの必要性を実感する。
4, 子ども達は、学生スタッフにあこがれを持ち、中間目標にしてくれる。進学先選びに繋がる。
5, いつも支援を受けている母子世帯が社会貢献活動を行い、自己肯定感を培う。社会への恩返し
6, 富士川を通じ静岡県・山梨県の交流事業となり、継続的な活動にする事により民間交流の基盤を作る
方法
参加希望者をにじいろのわLINEグループで募集し、協力企業に企画案を提示、活動場所などは、静岡のボランティア協会、まちづくり推進委員会に情報提供依頼、大型バスの手配を行い実施に至る。
内容
母子世帯50名学生スタッフ19名が共催してくれる甲府市総合市民会館に集合、大型バス2台に分乗し
車内では、海や川に因んだクイズゲームとアイスブレイクを行う
富士川河口の海岸で地元の自治会、学生などと1時間清掃活動
生涯学習館に移動し昼食 地元お寿司屋さんの協力で特産品の桜エビと白魚の紅白寿司を食べる
地元漁師さんから川と海の関係の話を聞く
ホールにて、学生スタッフと子ども達は、お楽しみプログラム